私とバレエ

先月新国立劇場の元舞台監督をされていた

牧阿佐美先生が他界されました。

 

 

私にとって大変ショックな出来事でした!

 

 

バレエ団後輩から連絡が入ってから、

 

 

時間が止まったかのように

 

 

学生時代からのバレエ生活、

 

 

橘バレエ学校を卒業して牧阿佐美バレエ団に入団してからの思い出が

 

 

わき溢れ目に涙か混み上がる時間を暫く過ごしていました。

 

 

 

多くの主役級が集まるAM Studentsの第3期生として

 

 

合格させていただき

 

 

阿佐美先生直々にバレエのテクニック、

芸術とは何か、ばかりでなく、

 

 

しつけ、人としての在り方など

 

 

色々なことを学ばせていただきました。

 

 

 

結婚し出産してからも、

 

 

舞台に立たせていただきましたが、

 

 

今でこそ子育てをしながらのバレエ団活動をしてるダンサーもいますが、

 

 

私の時代と私の性格上

 

 

休団してそのままになりました。

 

 

 

期待されていた分辞めてからも

 

 

私の中にはバレエがあったように思います。

 

 

ずっと心残りでしたが、

 

 

最後にかつて一緒に踊っていたバレエ団の先輩から誘われて少しの間だけ

 

 

牧阿佐美先生の教師クラスに参加することになりました。

 

 

肩身の狭い思いでレッスンを受けに行きましたが、

 

 

回りの諸先生方もなのですが

 

 

阿佐美先生からも

 

 

昔のように「智子ちゃん、智子ちゃん」と

 

 

呼んでくださり、

 

 

現役時代は恩をお返し出来ませんでしたが、

 

 

今こうして再び戻ってレッスンを受けにきたことを喜んで下さったことが何よりの救いであり、厳しかったけど気にかけてくださってたのだなと感謝の気持ちで一杯になりました。

 

 

教師クラスでもお歳を召しても身体の使い方を身体で表現できる素晴らしさも学び最後までお手本となる先生でした。

 

 

その後、

 

 

ご容態の方は全く知りませんでしたが、

 

 

私達のような世代にも

 

 

最後に阿佐美先生にお会いすることができたこと

 

 

きちんと対面してご挨拶できたことに感謝しています。

 

 

とてもお綺麗で気品のあるお顔で私達を向かえてくれました。

 

 

 

先生方のお話によると私達に会うからとお顔のエステをされていたようです。

 

 

本当に素敵です✨

 

 

 

 

 

だらだらと書いてしまいましたが、

 

 

思いが消える前に文字に残したいと思いました。

 

 

 

最後に

この写真は「白鳥の湖」の2幕オデットで

 

 

卒業した時の写真です。

 

 

ツーショットの写真を探していたら、なかなかないもので、こちらの写真となりました。

 

 

この時からバレエ団活動が始まりました!

 

 

身体はあの頃の身体ではないですが、

 

 

私には常にバレエが着いてきているように思います。

 

 

バレエ関係者だけでなく、一般の方にも元気になってもらいたい、パワースポットになれたらと書いたばかりなのですが。。。